「4th」と「4nd」どう違う?
英語で「4番目」を表すとき、「4th」と「4nd」という書き方がありますが、どちらが正しいかご存知ですか?
正解は「4th」です!「4nd」は英語では使わない間違った表現です。
この記事では、なぜ「4th」が正しいのかをシンプルに説明します。楽しく読んで覚えてくださいね♪
- 順番の言葉とは: 英語では、数を「1, 2, 3」と数えるのは「基数」と呼びますが、順番を表すときは「序数」と言って、「1st, 2nd, 3rd, 4th」のようになります。たとえば、「4番目」は「4th」と書きます。
- 「4th」の意味: 「4th」は「fourth(フォース)」の短い形で、4番目を表します。たとえば、「4番目の席」や「7月4日」などで使われます。
- 「4nd」は間違い: 「4nd」は英語に存在しない書き方です。2番目の「2nd」と混同して、間違えてしまう人がいます。

英語の順番ルール:なぜ「4th」が正しいのか
英語で順番を表すには、決まったルールがあります。「4th」が正しい理由を、簡単にご説明します♪
順番の作り方
- 基本のルール: 英語の順番は、数を書いた後に「-th」をつけるのが一般的です。4番目からは、ほとんど「-th」を使います。
たとえば
- 4 → 4th(フォース)
- 5 → 5th(フィフス)
- 6 → 6th(シックスス)
- 7 → 7th(セブンス) - 特別な3つ: 1番目、2番目、3番目は特別な書き方をします。
- 1 → 1st(ファースト)
- 2 → 2nd(セカンド)
- 3 → 3rd(サード)
この3つだけ「-st」「-nd」「-rd」を使います。 - 11~13も特別: 11番目、12番目、13番目は、2や3で終わっても「-th」を使います。
- 11 → 11th(イレブンス)
- 12 → 12th(トゥエルフス)
- 13 → 13th(サーティーンス)
「4nd」はなぜ間違い?
「4nd」が間違いなのは、「-nd」という書き方が2番目(2nd)だけで使う特別なルールだからです。
4番目には「-nd」は使いません。4番目は「-th」をつけて「4th」が正しいです。
たとえば
- 正しい:I got 4th place in the race!(レースで4位になりました)
- 間違い:I got 4nd place in the race.(「4nd」は英語にありません)

「4th」と「4nd」を比べてみる
どんなときに「4th」を使うか、「4nd」と比べてみましょう。
- 正しい「4th」の例:
- July 4th is a big holiday in America.(7月4日はアメリカの大きな祝日です)
- My birthday is on March 4th.(誕生日は3月4日です)
- I live on the 4th floor.(4階に住んでいます)
- This is the 4th book in the series.(この本はシリーズの4冊目です) - 間違いの「4nd」の例:
- July 4nd is wrong!(「4nd of July」は間違いで、変に見えます)
- My birthday is on March 4nd.(「4nd」はダメで、「4th」が正しいです)
- I live on the 4nd floor.(「4nd floor」は間違いです)
「4nd」を使うと、友達や先生に「これ、変だよ」と思われるかもしれないので、注意してください。
「4th」を間違えないコツ
「4th」と「4nd」を混同しないように、簡単なコツを教えます。
ルールを覚える
- 簡単な覚え方: 1番目は「1st」、2番目は「2nd」、3番目は「3rd」、それ以外は全部「-th」です。4番目は「4th」で、発音は「フォース」です。
- 特別な数をチェック: 「2nd」の「-nd」は2番目だけで使います。4は2ではないので「-nd」はダメです。
- 有名な例で覚える: アメリカの「4th of July」(7月4日)はとても有名です。これを覚えれば、4番目は「4th」とすぐにわかります。
練習する
- 書いてみる: ノートに1st、2nd、3rd、4th、5th…と10番目まで書いてみましょう。4thを何回か書くと、頭に入ります。
- 文を作ってみる: 「4th」を使った文を自分で作ってみてください。例:「My dog is the 4th pet I’ve had.」(犬は4匹目のペットです)。
- アプリを使う: スマホやパソコンで「4nd」と書くと、赤い線が出て「4th」に直すよう教えてくれます。WordやGoogleドキュメントを使ってみてください。
発音で覚える
「4th」は「フォース」と発音します。「2nd」は「セカンド」なので、発音が全然違います。声に出して「fourth」と言ってみると、「-th」が自然に感じられます。
なぜ「4nd」と間違えるのか
「4nd」を間違えて書いてしまう理由を、いくつか見てみましょう。
- 2ndと混同する: 「2nd」の「-nd」が目立つので、4番目にも使ってしまう人がいます。2番目だけが特別なんです。
- タイピングのミス: スマホやパソコンで急いで書くと、「4nd」と間違えてしまうことがあります。ちゃんと見直しましょう。
- 英語に慣れていない: 日本語では「4番目」とシンプルですが、英語は「-th」や「-nd」のルールがあるので、慣れるまで難しいことがあります。
アメリカやイギリスの人は「4th」を毎日使っているので、ほとんど間違えません。でも、日本で英語を勉強している人は、2ndと混ざってしまうことが多いです。
「4th」を使う大事な場面
「4th」はいろんな場面で使われます。どんなときに使うか見てみましょう。
- お祝いの日: アメリカの「4th of July」(7月4日)は独立記念日で、花火やパーティーがあります。「4nd of July」はとても変です。
- 本やマンガ: 「4th volume」(4巻目)など、シリーズの4番目を表します。「4nd volume」は間違いです。
- スポーツ: レースで「4th place」(4位)と言います。「4nd place」はダメです。
- 学校や家: 「4th floor」(4階)、「April 4th」(4月4日)など、日常でよく使います。「4nd」は使いません。
特に、宿題やテストで「4nd」と書くと、先生に間違いとされるので、気をつけてください。
アメリカの「4th of July」(7月4日)の様子
もっと上手になるコツ
「4th」を完璧に覚えるために、こんな練習をしてみましょう。
- カードで覚える: 1stから10thまでカードに書いて、ゲームのよう に覚えます。4thを何回も見ると、頭に残ります。
- 文を書く: 「4th」を使った文を5つ作ってみてください。例:「I’m the 4th person in line.」(列の4番目です)。
- テレビや動画を見る: 英語のアニメやYouTubeで「4th」の使い方を聞いてみましょう。「4th of July」などよく出てきます。
- ミスをチェック: 宿題やメールを書いたら、「4th」が正しいか見直してください。パソコンが「4nd」を赤で教えてくれます。
まとめ
「4th」は4番目を表す正しい英語で、「4nd」は間違いです。英語の順番ルールでは、4番目からは「-th」を使います。
1st、2nd、3rdだけが特別で、4thは「フォース」と発音します。
「4th of July」や「4th floor」など、いろんな場面で使われるので、しっかり覚えると便利です。
「2nd」と混同しないように、書いて、読んで、声に出して練習してくださいね!